【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題28-5:相談支援専門員は、サービス利用者と定期的に面接を行い、個別支援計画の策定に係る会議を開催する。「○」or「×」?
答え ×
「個別支援計画」ではなく、「サービス等利用計画」である。
2015年7月27日月曜日
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題28-4
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題28-4:精神保健福祉相談員は、その業務に従事するための試験を経て取得する免許資格である。「○」or「×」?
答え ×
精神保健福祉相談員は、免許資格ではなく、任用資格である。
任用資格とは、「社会福祉主事」等のように、その職務についてはじめて名乗ることが許される資格のことを指す。
○×問題28-4:精神保健福祉相談員は、その業務に従事するための試験を経て取得する免許資格である。「○」or「×」?
答え ×
精神保健福祉相談員は、免許資格ではなく、任用資格である。
任用資格とは、「社会福祉主事」等のように、その職務についてはじめて名乗ることが許される資格のことを指す。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題28-3
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題28-3:サービス管理責任者は、個別支援計画の策定やモニタリング等、サービス提供のプロセス全体を管理する。「○」or「×」?
答え ○
サービス管理責任者が「個別支援計画」、相談支援専門員が「サービス等利用計画」を作成する。
○×問題28-3:サービス管理責任者は、個別支援計画の策定やモニタリング等、サービス提供のプロセス全体を管理する。「○」or「×」?
答え ○
サービス管理責任者が「個別支援計画」、相談支援専門員が「サービス等利用計画」を作成する。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題28-2
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題28-2:障害者職業カウンセラーの任用要件は、社会的信望があり障害者の職業問題に理解と関心のある者である。「○」or「×」?
答え ×
任用要件は、厚生労働大臣が指定する「試験に合格」し、かつ、「講習を修了」すること。または、「実務経験を有する者」となっており、地域障害者職業センターに配置される
問題文は、公共職業安定所に配置される「職業相談員」のものである。
○×問題28-2:障害者職業カウンセラーの任用要件は、社会的信望があり障害者の職業問題に理解と関心のある者である。「○」or「×」?
答え ×
任用要件は、厚生労働大臣が指定する「試験に合格」し、かつ、「講習を修了」すること。または、「実務経験を有する者」となっており、地域障害者職業センターに配置される
問題文は、公共職業安定所に配置される「職業相談員」のものである。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題28-1
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題28-1:保健師は、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを生業とする者である。「○」or「×」?
答え ×
問題文は、「保健師助産師看護師法」の看護師の説明である。
保健師は、「保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう」とされている。
○×問題28-1:保健師は、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを生業とする者である。「○」or「×」?
答え ×
問題文は、「保健師助産師看護師法」の看護師の説明である。
保健師は、「保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう」とされている。
2015年7月23日木曜日
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題27
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題27:グループホームで生活する精神障害者が町内会のイベントに参加し運営を担えるよう、コーディネートを行うのは、ノーマライゼーションの理念に即した活動と言える。「○」or「×」?
答え ○
ノーマライゼーションは、単に地域に住んでいるだけではなく、地域に溶け込むことが必要である。
この意味でも、この問題文は正しい。
○×問題27:グループホームで生活する精神障害者が町内会のイベントに参加し運営を担えるよう、コーディネートを行うのは、ノーマライゼーションの理念に即した活動と言える。「○」or「×」?
答え ○
ノーマライゼーションは、単に地域に住んでいるだけではなく、地域に溶け込むことが必要である。
この意味でも、この問題文は正しい。
2015年7月22日水曜日
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題26
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題26:窃盗を繰り返し刑務所を出所間近なBさんが社会で生活できるようにするために、Bさんの特性や生活の状況等を考えた上で社会の一員として支援を行うことを「ソーシャルインクルージョン」と言う。「○」or「×」?
答え ○
「ソーシャルインクルージョン」は、「社会的包摂」と訳される。
障害を持つ方々を社会の中に包み込むというイメージである。
○×問題26:窃盗を繰り返し刑務所を出所間近なBさんが社会で生活できるようにするために、Bさんの特性や生活の状況等を考えた上で社会の一員として支援を行うことを「ソーシャルインクルージョン」と言う。「○」or「×」?
答え ○
「ソーシャルインクルージョン」は、「社会的包摂」と訳される。
障害を持つ方々を社会の中に包み込むというイメージである。
2015年7月19日日曜日
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題25-3
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題25-3:マーゴリンは、公民権運動に基づいて、差別や偏見により人権を損なわれている人々への援助に、エンパワメントを位置づけた。「○」or「×」?
答え ×
問題文の説明は、ソロモンの「ブラックエンパワメント」に関するものである。
マーゴリンは、「ソーシャルワークの社会的構築」を著し、ソーシャルワーカーが知らず知らずのうちにクライエントに与える権威的影響について指摘した人物である。
○×問題25-3:マーゴリンは、公民権運動に基づいて、差別や偏見により人権を損なわれている人々への援助に、エンパワメントを位置づけた。「○」or「×」?
答え ×
問題文の説明は、ソロモンの「ブラックエンパワメント」に関するものである。
マーゴリンは、「ソーシャルワークの社会的構築」を著し、ソーシャルワーカーが知らず知らずのうちにクライエントに与える権威的影響について指摘した人物である。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題25-2
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題25-2:「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針」では、本人の同意なく入院が行われる場合の、インフォームドコンセントを免除している。「○」or「×」?
答え ×
免除はしていない。
強制入院の場合でも「最大限配慮した医療を提供すること」としている。
(参考)
「基本的な考え方」として、「精神医療においても、インフォームドコンセント(医師等が医療を提供するに当たり適切な説明を行い、患者が理解し同意することをいう。以下同じ。)の理念に基づき、精神障害者本位の医療を実現していくことが重要であり、精神障害者に対する適切な医療及び保護の確保の観点から、精神障害者本人の同意なく入院が行われる場合においても、精神障害者の人権に最大限配慮した医療を提供すること。」としている。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題25-1
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題25-1:「障害者差別解消法」は、すべての国民が障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有する個人として尊重されるものであるという理念を定めたものである。「○」or「×」?
答え ×
「障害者差別解消法」は、理念を定めた法律というだけではない。
障害者差別解消支援地域協議会の設置など、具体的な方策も規定している。
○×問題25-1:「障害者差別解消法」は、すべての国民が障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有する個人として尊重されるものであるという理念を定めたものである。「○」or「×」?
答え ×
「障害者差別解消法」は、理念を定めた法律というだけではない。
障害者差別解消支援地域協議会の設置など、具体的な方策も規定している。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題24-5
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題24-5:「グリフィス報告」(1988年)は、障害者の個別の状況に応じたパーソナルアシスタンスの提供にソーシャルワーカーの新たな専門性があることを強調した。「○」or「×」?
答え ×
「グリフィス報告」は、ケアマネジメントの導入によりソーシャルワークの専門性向上を提言した。
○×問題24-5:「グリフィス報告」(1988年)は、障害者の個別の状況に応じたパーソナルアシスタンスの提供にソーシャルワーカーの新たな専門性があることを強調した。「○」or「×」?
答え ×
「グリフィス報告」は、ケアマネジメントの導入によりソーシャルワークの専門性向上を提言した。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題24-4
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題24-4:「バークレイ報告」(1982年)は、カウンセリングとソーシャルプランニングを統合した形でのコミュニティソーシャルワーク実践を提案した。「○」or「×」?
答え ○
個人や家族に対して行われる伝統的なケースワークだけではなく、コミュニティワークの必要性を提唱した。
そのために、カウンセリングとソーシャルプランニング、チームアプローチなどを提示した。
○×問題24-4:「バークレイ報告」(1982年)は、カウンセリングとソーシャルプランニングを統合した形でのコミュニティソーシャルワーク実践を提案した。「○」or「×」?
答え ○
個人や家族に対して行われる伝統的なケースワークだけではなく、コミュニティワークの必要性を提唱した。
そのために、カウンセリングとソーシャルプランニング、チームアプローチなどを提示した。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題24-3
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題24-3:「ウルフェンデン報告」(1978年)は、公的サービス機関におけるソーシャルワーカーの専門性を整理し直し、その確立の必要性を提唱した。「○」or「×」?
答え ×
「ウルフェンデン報告」は、公的サービスのみではなく、ボランティアなどの私的サービスを含めた「福祉多元主義」を提示した。
○×問題24-3:「ウルフェンデン報告」(1978年)は、公的サービス機関におけるソーシャルワーカーの専門性を整理し直し、その確立の必要性を提唱した。「○」or「×」?
答え ×
「ウルフェンデン報告」は、公的サービスのみではなく、ボランティアなどの私的サービスを含めた「福祉多元主義」を提示した。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題24-2
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題24-2:「シーボーム報告」(1968年)は、ケアマネジメントの導入によりソーシャルワークの専門性向上を提言した。「○」or「×」?
答え ×
「シーボーム報告」は、公的サービス機関におけるソーシャルワーカーの専門性を整理しなおし、その確立の必要性を提唱した。
○×問題24-2:「シーボーム報告」(1968年)は、ケアマネジメントの導入によりソーシャルワークの専門性向上を提言した。「○」or「×」?
答え ×
「シーボーム報告」は、公的サービス機関におけるソーシャルワーカーの専門性を整理しなおし、その確立の必要性を提唱した。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題24-1
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題24-1:「ベヴァリッジ報告」(1942年)は、誕生して間もないソーシャルワークの専門性を認め、その後の理論的発展につなげた。「○」or「×」?
答え ×
「ベヴァリッジ報告」は、イギリスの社会保障に関する報告書で「社会保険および関連サービス」といい、実現されるべき社会保障計画を具体的に示したものである。
○×問題24-1:「ベヴァリッジ報告」(1942年)は、誕生して間もないソーシャルワークの専門性を認め、その後の理論的発展につなげた。「○」or「×」?
答え ×
「ベヴァリッジ報告」は、イギリスの社会保障に関する報告書で「社会保険および関連サービス」といい、実現されるべき社会保障計画を具体的に示したものである。
2015年7月16日木曜日
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題23-4
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題23-4:利用者に全国統一のサービスが提供されるよう、福祉サービス関係者等との連携を保たなければならない。「○」or「×」?
答え ×
「社会福祉士及び介護福祉士法」において、連携を行うことは規定されているが、「全国一律のサービス提供」が目的ではない。
クライエントが活用するサービスは、個別性の高いものであるため一律に同じものを提供することは適切ではない。
○×問題23-4:利用者に全国統一のサービスが提供されるよう、福祉サービス関係者等との連携を保たなければならない。「○」or「×」?
答え ×
「社会福祉士及び介護福祉士法」において、連携を行うことは規定されているが、「全国一律のサービス提供」が目的ではない。
クライエントが活用するサービスは、個別性の高いものであるため一律に同じものを提供することは適切ではない。
2015年7月13日月曜日
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題23-3
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題23-3:所属する機関若しくは施設の設置目的に従って、その管理者の命令に従う誠実義務を負う。「○」or「×」?
答え ×
誠実義務の対象は、自分の所属機関ではなく、クライエントに対してである。
これは、精神保健福祉士も同様。
社会福祉士及び介護福祉士法
○×問題23-3:所属する機関若しくは施設の設置目的に従って、その管理者の命令に従う誠実義務を負う。「○」or「×」?
答え ×
誠実義務の対象は、自分の所属機関ではなく、クライエントに対してである。
これは、精神保健福祉士も同様。
社会福祉士及び介護福祉士法
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題23-2
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題23-2:環境の変化による業務内容の変化に対応するため、相談援助に関する知識及び技能の向上に努め、資格更新講習を受けなければならない。「○」or「×」?
答え ×
資格更新制度は設けられていない。
これは、精神保健福祉士も同様である。
○×問題23-2:環境の変化による業務内容の変化に対応するため、相談援助に関する知識及び技能の向上に努め、資格更新講習を受けなければならない。「○」or「×」?
答え ×
資格更新制度は設けられていない。
これは、精神保健福祉士も同様である。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題23-1
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題23-1:社会福祉士でなくなった場合には、業務に関して知り得た人の情報の開示が認められる。「○」or「×」?
答え ×
秘密保持義務は一生である。時間の経過や資格喪失、業務に携わっていないなどは関係ない。
これは、精神保健福祉士も同様である。
社会福祉士及び介護福祉士法
○×問題23-1:社会福祉士でなくなった場合には、業務に関して知り得た人の情報の開示が認められる。「○」or「×」?
答え ×
秘密保持義務は一生である。時間の経過や資格喪失、業務に携わっていないなどは関係ない。
これは、精神保健福祉士も同様である。
社会福祉士及び介護福祉士法
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題22-4
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題22-4:第三者の財産に被害が及ぶことが懸念されるためにケアカンファレンスを行う場合には、個人情報の提供は必要最小限にとどめる。「○」or「×」?
答え ○
「第三者の財産に被害が及ぶことが懸念されるため」と限定している点は気になるが、ケアカンファレンスなどの話し合いの席では、個人情報の提供を必要最小限にとどめるというのは正しい。
それだけ、個人情報の扱いには慎重でなければならないということである。
○×問題22-4:第三者の財産に被害が及ぶことが懸念されるためにケアカンファレンスを行う場合には、個人情報の提供は必要最小限にとどめる。「○」or「×」?
答え ○
「第三者の財産に被害が及ぶことが懸念されるため」と限定している点は気になるが、ケアカンファレンスなどの話し合いの席では、個人情報の提供を必要最小限にとどめるというのは正しい。
それだけ、個人情報の扱いには慎重でなければならないということである。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題22-3
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題22-3:日本精神保健福祉士協会倫理綱領に基づいて、自己決定の原則の次に秘密保持原則を優先する。「○」or「×」?
答え ×
日本精神保健福祉士協会倫理綱領に、自己決定の尊重や秘密保持などについて規定されているが、それらは優先順位が付けられているわけではない。
○×問題22-3:日本精神保健福祉士協会倫理綱領に基づいて、自己決定の原則の次に秘密保持原則を優先する。「○」or「×」?
答え ×
日本精神保健福祉士協会倫理綱領に、自己決定の尊重や秘密保持などについて規定されているが、それらは優先順位が付けられているわけではない。
第17回(平成26年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題22-2
【国試対策】精神保健福祉士【基盤】
○×問題22-2:クライエントが第三者への危害をほのめかした場合、直ちに秘密保持義務は免除される。「○」or「×」?
答え ×
危害を加える意思が確実であれば、危機対応として適切な情報提供を行うことは必要である。
しかし、安易になされてはいけない。そのため、「ほのめかす」程度の曖昧な状況では、「直ちに免除」されるとは言えない。
○×問題22-2:クライエントが第三者への危害をほのめかした場合、直ちに秘密保持義務は免除される。「○」or「×」?
答え ×
危害を加える意思が確実であれば、危機対応として適切な情報提供を行うことは必要である。
しかし、安易になされてはいけない。そのため、「ほのめかす」程度の曖昧な状況では、「直ちに免除」されるとは言えない。
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