2017年5月31日水曜日

第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題30-5

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題30-5:[事例]Fさん(女性)は、薬物所持で執行猶予の判決を受け失業した夫について「どうしてよいか分からない」と涙。相談を受けたPSWは、薬物依存症という病気であり、治療が必要であると伝えた。「○」or「×」














答え ×

 誤り。

 精神保健福祉士は、精神障害であるかどうかの判断を行うことはできない。

 そのため、薬物依存症であると断言するべきではない。













第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題30-4

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題30-4:[事例]Fさん(女性)は、薬物所持で執行猶予の判決を受け失業した夫について「どうしてよいか分からない」と涙。相談を受けたPSWは、再犯の可能性が高いので、早く離婚するよう伝えた。「○」or「×」














答え ×

 誤り。

 この段階で、再犯の可能性が高いと判断するのは早すぎる。
 
 また、自己決定を尊重せず、こちらの判断を押し付けて離婚をすすめるのは適切とは言えない。













第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題30-3

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題30-3:[事例]Fさん(女性)は、薬物所持で執行猶予の判決を受け失業した夫について「どうしてよいか分からない」と涙。相談を受けたPSWは、直接聞きたいので本人を連れてくるよう伝えた。「○」or「×」














答え ×

 誤り。

 どう対応したらよいか困って、切羽詰まっているFさんに対して、夫を連れてくれば相談に応じるという対応は適切ではない。
 まずは、Fさんの不安を受けとめることである。











第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題30-2

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題30-2:[事例]Fさん(女性)は、薬物所持で執行猶予の判決を受け失業した夫について「どうしてよいか分からない」と涙。相談を受けたPSWは、一緒に考えたいのでもう少し話を聞かせて欲しいと伝えた。「○」or「×」














答え 

 正しい。

 事例問題で対応を問われた場合、まずは受容・共感的な対応が優先される。












第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題30-1

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題30-1:[事例]Fさん(女性)は、薬物所持で執行猶予の判決を受け失業した夫について「どうしてよいか分からない」と涙。相談を受けたPSWは、夫を早く就職させるよう伝えた。「○」or「×」














答え ×

 誤り。
 就職させられないから困っているのであるため、早く就職させるようにと伝えることは解決につながるとは考えにくい。













第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題29-5

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題29-5:タスク機能は、チームの中に生じる誤解や葛藤に対応するコンフリクトマネジメントをすることである。「○」or「×」














答え ×

 誤り。

 「タスク」は、取り組むべき課題や仕事などと訳すことができます。

 「コンフリクト」は、葛藤状態を指すので、タスクではありません。












 

第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題29-4

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題29-4:メンテナンス機能は、目的の一致、役割と責任の相互確認及び情報共有を基本にチームの維持を図ることである。「○」or「×」














答え 

 正しい。
 「メンテナンス」が、保守や維持という意味なので、その通りですね。















2017年5月27日土曜日

第19回(平成28年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健福祉相談援助の基盤」問題29-3

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健福祉相談援助の基盤】

×問題29-3:トランスディシプリナリ・モデルは、階層性はないが各職種の役割はおおむね固定されている。「○」or「×」














答え ×

 誤り。

 トランスディシプリナリ・モデルは、階層性が無く、役割が固定されていないのが特徴である。