2016年6月22日水曜日

第18回(平成27年度)精神保健福祉士国家試験:過去問「精神保健の課題と支援」問題18-1

【国試対策】精神保健福祉士【精神保健の課題と支援】

×問題18-1:ケースコントロール研究(症例対照研究)では、調査実施前にインフォームドコンセントを取得することは避けることが望ましい。[○]or[×]














答え ×

  ケースコントロール研究(症例対照研究)とは、ざっくりと言うと、書いてあるとおり、症例(人)と症例(人)をさかのぼって比較し違いを調べる研究である。
 例えば、糖尿病の人達と健康な人達の今までの生活習慣を調べていって、糖尿病の原因を探るといったもの。

 さて、問題は精神保健福祉士の教科書にも過去問にも取り上げられたことがないので、おそらくほとんどの人が初めて目にした言葉ではないだろうか。
 国家試験では、このようなびっくりするような問題はたまに出る。作問者らが受験生を萎縮させようと、あえて入れているのだろうと思う。

 このような問題は、落ち着いて考えると解けたりもする。
 この問題も「症例研究」で対人調査であるから「インフォームドコンセント」は必要だと分かる。
 大事なのは、あわてずに問題に取り組むことである。それでも分からなければ1問ぐらい捨てたってかまわないと開き直ることである。全体の6割が正解すれば、例年合格するのだから。











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